活動概要
やまね酒造は令和元年に創業「酒蔵だけど酒蔵じゃない!」飯能の自然と生物多様性と共に歩む環境保全の会社として、その役割を果たしてまいりました。
会社の名前は日本最古参の哺乳類とも言われている「ニホンヤマネ」が由来となっています。
やまね酒造は、ニホンヤマネが生息している森林から飯能産のブランド木材である「西川材」を伐り活用して、発酵容器「木桶」を作り、木桶仕込みの酒造りをしていることが特徴です。
お酒やエコツアーの売上の一部をニホンヤマネの調査・研究に充てています。
2025年11月やまね酒造は築200年以上の茅葺屋根の古民家はじめ裏山(森林)1haを取得したため、ここを「やまねの里」と位置付け今後、環境教育やネイチャーポジティブ、さらにクリエイティブな新規環境ビジネスの実践の場として創出します。
現在、やまね酒造の若林福成は、飯能市環境審議会委員や(一社)奥むさし飯能観光協会役員も務め、自社の利益だけでなく飯能地域の環境行政や観光のさらなる活性化のために取組んでいます。
活動フィールドの特徴
フィールドとなる「やまねの里」は、飯能市久須美地域に位置し、地域の特徴(自然的特徴)は里地里山(市街化調整区域)のため、開発等が制限されてきた自然と人間生活圏とがほどよく混じわり合っている地域です。まさに現代日本の縮図地域であるとも考えます。
やまねの里にある、茅葺き屋根の家は元々、養蚕が営まれていたとのことで、養蚕に適した構造の家となっており今後、現在では飯能市で失われてしまった養蚕の復活を目指します。
そのため、蚕の幼虫の餌となる桑の葉を得るために、やまねの里内に桑の木を植える計画です。
また茅葺屋根の家の裏にある森林(1ha)には、現在では落ち葉や土砂が堆積してしまい、埋もれている小川がありますが、この小川を復活させて様々な生物が関わり豊かになるように取組みます。
小川近くにあった水たまりにはトウキョウサンショウウオの生息も確認できました。
フェローへのメッセージ
やまね酒造では「伝統と革新」という考え方を大事にしております。
古きものを大事にしながらも、現代では何が求められているのかを柔軟に捉え、事業に反映させております。
やまねの里を自然共生サイトへの登録も進めていく計画です。
何事にも果敢に挑戦して、成功・失敗を全力で楽しめる方、一緒に取組んでみませんか。

活動拠点や施設について(随時更新)
飯能駅とやまねの里との位置関係ですが距離が約5km、車で約10分です。
やまねの里から車で約1分に「セブンイレブン(コンビニ)」があります。
やまねの里から徒歩約30秒にバス停「坂の上(国際興業バス)」があります。
事前登録・エントリー
2025年次世代ネイチャープレナー・フェローシップ制度募集ページはこちら
本制度にご興味のある方は事前登録をお願いいたします。ご登録いただいた方にのみ、本エントリーのご案内をお送りします。本エントリーには事前登録が必須となります。
この時点で本エントリーすることを決めていなくても構いません。まずはお気軽にご登録ください。
事前説明会へのご参加もこちらからお願いいたします。