ネイチャープレナー・フェローシップについて
自然再生を仕事に。
自然の豊かさが経済の原動力になる、次の社会をつくる仕掛人に。
全国のネイチャープレナーの現場で、あなたの事業構想・研究・キャリアの原点をつくる30日。
ネイチャープレナー・フェローシップは、自然再生の現場に身を置き、
全国のネイチャープレナーと共に学び、実践する30日間の探求プログラムです。
「自然の現場で、自分の構想を試したい」
「研究やキャリアの方向を、実践の中で確かめたい」
「自然を軸に仕事をつくりたい」
そんな想いを持つ方のご応募をお待ちしています。
※対象は、学生・院生・社会人・研究者など、自然領域での起業・研究・プロジェクト創出を志す18〜29歳の方です。
ご興味のある方は、まず事前登録からお願いいたします。
4つの特徴
1. 自身の構想を起点にした相互探求
与えられた業務を体験するインターンシップとは異なり、自らの構想や研究テーマを持ち込み、活動先の先輩ネイチャープレナーと実践を共にします。 自身のテーマを深めると同時に、活動先の取り組みにも寄与していく30日間です。
2. 全国15地域以上、多様なテーマ
森・里・川・海を舞台に、全国のネイチャープレナーが仕掛ける自然再生プロジェクトに相乗り。再生型農業、ツーリズム、流域生態系、指標設計・モニタリングなど、多彩なテーマを横断しながら、自分の関心と課題をつなげていきます。
3. 仲間とつながる全国ネットワーク
成果報告会(ネイチャープレナー・サミット)などを通じて、全国の仲間・フィールド・メンターとつながります。 多様なバックグラウンドを持つ仲間たちとのつながりは、新たな協働や構想を創発し、次なるチャレンジを育む素地になります。
4. 活動助成金30万円のサポート
フェローには一律30万円の活動助成金を支給。滞在費や現地での活動経費に充てられるため、経済的な不安に縛られず、挑戦に集中できます。
活動先のネイチャープレナー
全国各地で先進的に取り組む15以上の先輩ネイチャープレナーがチャレンジを待っています(活動候補先の情報は順次アップ予定)。フィールドは森・里・川・海と幅広く、活動テーマも再生型一次産業、ツーリズム、藻場再生、流域生態系、モニタリング、生物多様性保全など多岐にわたります。ご自身の構想と照らして、活動先として希望するネイチャープレナーの現場を探してみてくださいね。
※ご希望は、エントリーフォームにてお聞かせください。
※一方で、紹介されている活動先候補以外で、すでに関わりのある団体や、「ぜひこの機会に挑戦したい」と思う団体がある場合は、ご自身で提案することも可能です。
募集要項
対象
- 次世代のネイチャープレナー(先駆的仕掛人)として、黎明期のネイチャー領域を牽引していく意欲があり、以下いずれかに当てはまる18-29歳
- 起業や事業開始を志している、あるいは既にスタートしており、ブラッシュアップさせたい自身の事業や構想がある方
- 研究者や科学者を志している、あるいは既に研究者として歩んでおり、加速させたい研究テーマがある方
- 様々なリソースやプレイヤーを繋ぎ束ねながら、推進していきたいテーマやプロジェクトがある方(プロデューサー・コーディネーターとしてのキャリアイメージ)
- 特定のあり方を志向していないが、関心テーマがはっきりしており、近い将来にネイチャー領域で仕事としてコミットしていきたい方
応募資格
- 18歳以上29歳以下の大学生、大学院生、専門学生等、または社会人(2025年12月1日時点)
- プログラムの全日程(現場活動、成果発表会)に積極的に参加できる方。
- 活動先ネイチャープレナーのプロジェクト、地域コミュニティの文化・慣習を尊重し、安全管理マニュアルを遵守できる方。
募集人数
最大20名程度
活動期間
2026年3月1日(日)〜8月31日(月)内の計30日間
(各フェローと受入先の調整による)
原則30日間を、本制度の期間として区切ります。
ただし、フェローとしての活動修了後、継続して活動することを否定するものではありません。ご自身の活動予算や活動先との協議を通じて、各自で決定してください
また、必ずしも1度の滞在で、続けて30日間とする必要はありません。「3度に分けて訪問し、各滞在期間を10日間とする」など複数回の滞在期間の合計で30日間としても構いません。活動先と協議して調整してください。
活動助成金
一律300,000円支給
活動経費・滞在費用の一部としてご活用ください。
スケジュール
①エントリー:2025年12月8日(月)〜2026年1月18日(日)
本フェローシップにご興味のある方はお気軽に事前登録からお願いいたします。
事前説明会などにご参加いただき、引き続きご興味のある方は本エントリーをお願いいたします。
②選考:2026年1月〜2月中旬
応募フォームの内容に基づいた書類及び面談審査を実施いたします。
※選考を通過してもされても、この後の活動先とのマッチングが成立しない場合もございます。今期中に活動を開始できない可能性があることを予めご了承ください。
③マッチング面談:2026年2月〜3月
活動先候補のネイチャープレナーとのオンライン面談を実施。ご自身の構想との親和性を踏まえてマッチングいたします。
④活動計画:2026年3月〜
活動先と相談しながら30日間の過ごし方を計画。活動助成金支給にあたっての計画書をご提出いただきます。
⑤現地活動:2026年3月1日(日)〜8月31日(月)内の計30日間
各自の計画に基づいて活動(30日間以上)。
⑥活動後のフォロー:2026年3月〜
現地活動後、今後の活動アクションについて自然再生の領域や起業家育成で活躍しているメンターにより1ON1メンタリングを実施いたします。
⑥成果発表:2026年8月下旬頃
「ネイチャープレナー・サミット(仮)@岡山県西粟倉村」での活動成果発表&ネットワーキングを予定しております。
FAQ
Q. 活動助成金30万円は、活動経費以外に自由に使えますか?
A. 活動助成金30万円は、フェローの現地での滞在費、食費、雑費、プログラム外での交通費など、活動に付随する経費を賄うことを想定しています。これは雇用契約に基づく報酬(給与)ではありません。支給の目的は活動支援であることをご理解いただき、エントリー時点での使用想定をご入力ください。
Q. 専門分野がネイチャーポジティブや環境学ではありませんが、応募できますか?
A. はい、応募できます。本制度は、自然領域への意欲を持つ若者を幅広く募集しています。環境学以外の専門性(例:IT、デザイン、ビジネス、社会学など)を、現場のネイチャーポジティブな課題解決に活用する力を特に重視します。選考では、これまでの経験をどのように現場で活かしたいかを具体的に記述してください。
Q. 滞在中の宿泊場所や移動手段は、自分で手配するのですか?
A. 受入先地域によって異なります。マッチング面談の際に受入団体と確認・決定してください。現時点でわかる範囲での情報を受入先ページに記載しておりますのでご参考ください。
Q. 辞退した場合や、途中で活動を中止した場合、助成金は返還する必要がありますか?
A. フェローシップの認定辞退や活動期間中に自己都合により活動を中止した場合、原則として助成金の全額または一部を返還いただくことになります。やむを得ない事情による中断については、事務局と協議のうえ決定します。
お問い合わせはこちら
事前説明会
本制度についての説明会を実施いたします。自然再生領域における起業や研究、ネイチャープレナーのもとでの活動などにご興味のある方はお気軽にご参加ください。
<事前説明会開催日> オンライン開催 参加無料
・2025年12月18日(木)12:00〜13:00
・2025年12月23日(火)16:00~17:00
・2026年1月13日(火)12:00〜13:00
参加 URLは事前登録いただいた方に自動返信メールにてご案内いたします。
事前登録・エントリー
本制度にご興味のある方は事前登録をお願いいたします。ご登録いただいた方にのみ、本エントリーのご案内をお送りします。本エントリーには事前登録が必須となります。
この時点で本エントリーすることを決めていなくても構いません。まずはお気軽にご登録ください。
事前説明会へのご参加もこちらからお願いいたします。