知床国立公園の自然保全を支える「収益事業」の強化プロジェクト

山本 幸
公益財団法人知床財団

  • 北海道
  • 25年度フェロー助成
  • 自然保護
  • 知床
  • 活動概要

    不安定な受託事業費だけに頼らない事業収入の確立が必要という背景があります(独自財源、活動資金の獲得を目指したい)。
    現在の収益事業の柱は以下3本。
    ①開発商品及び仕入れ商品の販売による物販事業
    ②フィールドアクティビティのためのレンタル事業
    ③研修実習及び講演対応による講師対応事業
    社内体制もこれらの事業を専門に扱う部署がなく、またスタッフも不足している状態です。今後は、体系的に収益事業を運営していく体制構築を目指し、積極的・戦略的に収益事業の収入向上を図り、組織収入の安定化、ならびに職員待遇の向上を図りたいと考えています。

    活動フィールドの特徴

    世界自然遺産の中に勤務地があり、知床国立公園の自然保全と利用のバランスを視野に入れて活動しています。勤務地周辺は森や川、海が近く、また野生動物も頻繁に目にすることがあります。行政業務が多くを占めるため、NGOの立場から行政と地域コミュニティとの橋渡し、という役割も、私たちの大切な業務のひとつになっています。

    フェローへのメッセージ

    誰とでも積極的にコミュニケーションをとることが得意な方、自然保全業界の世の中の立場をもっと明確に、もっと有力にしたいと思っている方、歓迎します。

     

     

    活動拠点や施設について(随時更新)

    居住区は斜里(ウトロ)も羅臼も小さな町(集落)で、地域の人との距離が近い場所です。宿泊場所には生活に最低限必要なものは揃えてあります(冷蔵庫、洗濯機、炊飯器、調理器具、食器など)。居住区から勤務地まではいずれも車両での移動が必須なため、車両をお持ちの方は持参いただくと便利です(無い方は職員が通勤時にサポート可。ただし、休日における移動は不便)。

     

    事前登録・エントリー

    2025年次世代ネイチャープレナー・フェローシップ制度募集ページはこちら
    本制度にご興味のある方は事前登録をお願いいたします。ご登録いただいた方にのみ、本エントリーのご案内をお送りします。本エントリーには事前登録が必須となります。
    この時点で本エントリーすることを決めていなくても構いません。まずはお気軽にご登録ください。

    事前説明会へのご参加もこちらからお願いいたします。

    申し込みはこちら

    ネイチャープレナー

    山本 幸

    公益財団法人知床財団

    公益財団法人知床財団