活動概要
奄美大島は生物多様性の豊かさが評価され、2021年に世界自然遺産に登録されました。
希少種や固有種が多く生息するこの自然環境はもちろん、その自然と共存しながら培われてきた伝統文化や景観は、奄美独自のもので誇るべき島の宝です。
しかしながら、気候変動などによる自然環境の変化や、伝統が色濃く息づくエリアで生活様式の変容による過疎の進行、文化喪失の危機など、さまざまな社会課題も抱えています。
これらの状況を鑑み、将来を見据え、龍郷町は、生物多様性、伝統的景観、伝統文化の保全と再生に向け、ネイチャーポジティブ宣言を行いました。
この宣言を行動規範とし、LocalCoop龍郷は、龍郷町と共に、地域の主産業の一つである観光を再定義し、観光は地域資源を消費するものではなく、地域を再生させるものとして、人類がこれまで自然と共存しながら育んできた里山を含む流域の再生など、人が来れば来るほど自然も暮らしも豊かになる再生型観光を進めます。
そして、私たちは、「100年後も続く観光と自治」を掲げ、住民や行政など多様な関係者が手を携合いながら、地域のナカもソトも関わり合う”共助”による新たな自治に挑戦します。

活動フィールドの特徴
私たちの活動の第一歩となる秋名地区は、450年以上継承される五穀豊穣を祈る祭り、秋名のアラセツ行事や、大島紬の伝統柄「秋名バラ」柄発祥の地など、伝統色豊かな場所です。また、奄美群島国立公園に含まれる集落は、豊かな雨が降り注ぐ常緑広葉樹林の山に隣接し、集落内には川が流れ、眼前には海が広がります。
これは、自然との共存により守られてきた「カミヤマ〜カミミチ(集落内)〜ネリヤカナヤ(海にあるカミサマの国)」という奄美の象徴的な集落景観でもあります。そして、この秋名では、奄美群島最大級にして唯一の広大な田園で稲作が受け継がれ、その稲作の豊作を祈る祭りが、アラセツ行事であり、まさに秋名のアイデンティティです。
祭りの精神性の核となる稲作は、人口減少と生活様式の変容に伴い、存亡の危機にありますが、地域住民と関係人口と共に、稲作を含む秋名の流域に繋がる伝統文化、伝統的景観、生物多様性の保全と再生に取り組みます。

フェローへのメッセージ
世界自然遺産の島として、自然の豊かさが注目される奄美大島において、この豊かで手付かずの自然が受け継がれてきたのは、そこに暮らす人たちの営みによるものです。
私たちは、奄美の豊かな自然はもちろん、地域の暮らしや文化、精神性にも敬意を払い、寄り添いながら、流域再生を起点とした再生型観光に取り組んでいきたいと考えています。
そのような姿勢に共感していただける方々と共に、100年も続く観光と自治を共創していきたいと考えています。
活動拠点や施設について
①活動場所
奄美大島島内の龍郷町にある秋名地区(空港から車で40分)
②宿泊場所
秋名地区には、「荒波のやどり」という宿泊施設があります。
一棟貸タイプ(WiFiなし)、部屋貸しタイプ(WiFiあり)が選べます。
荒波やどりHP:https://yado.e-akina.com/shima-yado/
③食事環境
一棟貸タイプは、自炊可能ですが、部屋貸しタイプは、外食または、惣菜の購入(※)が必要となります。昼食は、荒波のやどり1階「あらば食堂」が利用できます。
あらば食堂HP:https://yado.e-akina.com/shima-syoku/
※外食、惣菜の購入いずれも、宿泊場所から車で15〜20分程度の場所にあります。
④移動手段
公共交通機関が少ない為、レンタカー等、車をご準備ください。車ないしはバイクが無いと不便です。
事前登録・エントリー
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